アシガバットにおいて「中央アジア+日本」対話・第10回高級実務者会合が行われました

  2015年11月24日、トルクメニスタンのアシガバットで外務省により,「中央アジア+日本」対話・第10回高級実務者会合(SOM)が開催されました。会合には中央アジア各国、-カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンから外務次官級の高級実務者が参加、また日本からは相木俊宏中央アジア担当外務省特別代表・大使が参加しました。
   トルクメニスタン外務大臣は、中央アジア各国と日本代表に挨拶をしました。
  今回のSOMにおいて、各国の代表は中央アジア各国での安定と経済的繁栄を確保するために、中央アジア諸国が問題の解決や協力推進の方法を模索することの重要性を再確認しました。各国代表は様々な分野における日本との建設的かつ衡平な地域協力の発展へのコミットメントを表明しました。またこの過程において、各国代表はアクティブな相互作用のための重要な要素として、先月行われた安倍晋三総理大臣の中央アジア訪問の役割を強調しました。
  トルクメニスタンは「中央アジア+日本」対話・第10回高級実務者会合の議長国として、協力優先分野における地域および大陸スケールでのトランジット輸送インフラ問題を確認するよう提案しました。
  また、「中央アジア+日本」対話の枠組みで行う共同プロジェクトの中で、「農業協力」、「運輸」、「物流協力」の3つの議題について意見交換が行われました。
  各国代表は、2016年に東京で行われる「中央アジア+日本」対話・第11回高級実務者会合と同年開催予定の次回外相会合の準備についても話し合い、共同プロジェクトを実現するための具体的なプランをまとめ、地域協力の新たな分野を特定しました。